よくわからない数量形容詞について端的にポイントをまとめてみた

TOEICでよく出題される数量形容詞について、端的にポイントをまとめます。数量形容詞は、名詞の種類(可算名詞・不可算名詞)によって使い分けが必要です。以下が重要なポイントです。


1. 可算名詞に使う数量形容詞

  • few: 少ない(否定的なニュアンス)
    例: Few people attended the meeting.
    (会議に参加した人はほとんどいませんでした。)
  • a few: 少しの(肯定的なニュアンス)
    例: A few employees stayed late to finish the project.
    (少数の従業員がプロジェクトを終わらせるために遅くまで残りました。)
  • many: 多くの
    例: Many customers have already placed orders.
    (多くの顧客がすでに注文をしました。)

2. 不可算名詞に使う数量形容詞

  • little: 少ない(否定的なニュアンス)
    例: There is little time left to complete the task.
    (その作業を完了する時間はほとんど残っていません。)
  • a little: 少しの(肯定的なニュアンス)
    例: There is a little water in the bottle.
    (ボトルに少し水があります。)
  • much: 多くの
    例: There isn’t much information available.
    (利用可能な情報はあまりありません。)

3. 可算名詞・不可算名詞の両方に使える数量形容詞

  • some: いくつかの、いくらかの
    例: Some employees are working remotely. (可算名詞)
    例: There is some milk in the fridge. (不可算名詞)
  • any: いくつかの、いくらかの(疑問文・否定文で使用)
    例: Are there any questions? (可算名詞)
    例: I don’t have any money. (不可算名詞)
  • a lot of / lots of: たくさんの
    例: A lot of people attended the event. (可算名詞)
    例: There is a lot of work to do. (不可算名詞)

4. TOEICでの注意点

  • few / littlea few / a little のニュアンスの違いに注意。
    → 否定的(ほとんどない) vs 肯定的(少しある)
  • 名詞が可算か不可算かを判断する。
    → 例: “information”(情報)は不可算名詞、”employees”(従業員)は可算名詞。
  • 文脈に合った数量形容詞を選ぶ。
    → 例: “How money do you need?” → 不可算名詞なので much が正解。

まとめ

  • 可算名詞: few, a few, many
  • 不可算名詞: little, a little, much
  • 両方に使える: some, any, a lot of / lots of

これらの使い分けを覚えておくと、TOEICのPart 5やPart 6で役立ちます!

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